防災・防犯
水害編

家への浸水防止

排水を良くしておく

私有地の側溝にたまった落ち葉などを取り除きましょう。
雨どい・雨水ますの掃除をしましょう。

水のうの準備

布袋の中に土砂をつめた土のうのほかに、小規模な浸水であれば、家庭にあるもので簡単に作成できる水のうでも浸水を防ぐことができます。
また、水のうは洗濯機や風呂、トイレの排水口からの下水の逆流を防ぐ効果もあります。


家屋への浸水を防ぎます。


排水溝からのあふれを防ぎます。


設置例:洗濯機の排水口に置いた水のう


出入り口を板などでふさぎ、水のうで押さえることで、水の侵入を防ぎます。

水のうの作り方

家庭用の大きいごみ袋を2~3重にして、その中に半分程度の水をいれ(持ち運べる程度)、口をしっかり絞って作ります。

水のうと段ボール箱の併用

水のうを段ボール箱に入れて利用します。水のうだけの場合に比べて強度が増します。

土のうに関する問い合わせ
(調整課事業調整担当係 ☎ 5654-8374)

⽔害からの避難

大雨のときの避難

100年に1度、200年に1度といった規模の大雨が降った場合、川が氾濫する危険性が高まります。
区は洪水の危険があるとき、河川の水位情報などに基づいて避難情報を発表します。避難情報にあわせて、適切な避難行動をとりましょう。

事前避難

洪水が発生した場合、区内の広い範囲が長期間にわたって浸水することも想定されています。そのため、区外も含む浸水しない地域へ避難をする必要があります。
洪水の発生は、気象情報によって予測することができるため、事前に避難をすることで生命の危機を避けることができます。特に高齢者や障害のある方、乳幼児のいる方や妊婦の方などは、早めに避難しましょう。

万が一逃げ遅れた場合には

避難途中に水が迫ってきたり、何らかの理由で逃げ遅れて避難できない場合は、近くの「洪水緊急避難建物」へ避難します。
※洪水緊急避難建物は、緊急一時的な避難先です。避難生活を送る避難所ではありません。

洪水時に逃げ遅れた場合に、一時的に避難できる小・中学校などの区の公共施設には、このマークを表示しています。

避難所の運営

避難所の運営は、地域の方々が主体となって行います。自宅が無事だった方も、ボランティアとして積極的に運営に関わりましょう。

避難所における要配慮者への支援

避難所に高齢者や妊婦、障害のある方などの要配慮者がいたら、日常生活への支援や飲料水・食料などを受け取る際の手助けなど、周囲と協力して支援しましょう。

避難情報

避難情報は、防災行政無線(屋外スピーカー)、広報車、ケーブルテレビ、かつしかFM、区ホームページ、区公式フェイスブック、区公式ツイッター、安全・安心情報メールなどによってお伝えします。

種 類 基本的な行動
※河川ごと・地域ごとに行動は異なります。
避難準備情報 ○避難指示が発令されたときに、いつでも避難できるよう準備しましょう。
○避難行動に時間を要する高齢者や障害のある方、乳幼児のいる方や妊婦の方などは、避難を開始しましょう。
避難指示 ○ただちに避難を開始します。
緊急安全確保 ○ただちに安全を確保する行動(洪水緊急避難建物など、最寄りの高い建物への避難)をしましょう。

避難時の心得

正確な情報収集と自主的避難を

ラジオ・テレビで最新の気象情報、災害情報、避難情報に注意しましょう。雨の降り方や浸水の状況に注意し、危険を感じたら自主的に避難しましょう。

車での避難は控えて

車での避難は緊急車両の通行の妨げになります。また、交通渋滞を招き、浸水すると動けなくなりますので、徒歩または公共交通機関で避難しましょう。

避難の呼びかけに注意を

危険が迫ったときには、区や消防団などから避難の呼びかけをすることがあります。呼びかけがあった場合には、速やかに避難してください。

動きやすい格好での避難

ひざまで浸水すると、長靴のなかに水が入って、移動が難しくなります。浸水が想定される場合には、スニーカーなどの動きやすい格好で避難しましょう。

排水溝やマンホールに気をつけましょう

排水溝やマンホールのフタが開いていることもあるので、十分注意しましょう

高齢者などの避難に協力を

高齢者や障害のある方などは、早めの避難が必要です。近所の高齢者などの避難に協力しましょう。

ゲリラ豪雨(局地的大雨)のときの避難

ゲリラ豪雨(局地的大雨)は、前触れなく局地的に降ります。区内では土砂災害などの大規模な災害が起きるおそれがないため、区からの避難情報は発表されません。雨雲の動きや気象情報などについて、積極的に収集し、自主的に避難しましょう。

自主避難